いま私が興味を持っているロンドンのミュージアム2か所を訪れました。
一つは大英博物館(British Museum)です。Roman Empire(Room 70)の部屋で、ダイヤモンド原石が金にセットされた指輪3点が見られます。近年まで土に埋まっていたから残っているのでしょう。1700年前のラフダイヤモンドの指輪はおしゃれに作られていて、現代人もはめてみたくなるものです。
もう一つは、ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)です。長い間、閉鎖されていたジュエリーセクションが、3年前に新装オープンしました。BC1500年から現代に至るまでの約5000点が、わかりやすく展示されています。
年代ごとにリングと、ほかのジュエリーに分けられています。一番古いものは、古代エジプトのBC1500~1400年のべゼル(石座)が回転する指輪(Swivel Ring)でした。フェニキア、エトルリア、古代ギリシャ、ローマ、中世と、連続してのコレクションは圧巻です。1920年代のアール・デコまでのジュエリーは美しく馴染みやすく感じましたが、それ以降のものは個性が強く、身に着けて美しさを楽しむよりも、作り手が造形表現の一つとして制作したものが多く取り上げられているようです。
2011/9/5
1. ジュエリーとは何か。〜受け継ぐ人に喜ばれること〜
2. 宝石の指輪はこわれやすい。
3. ダイヤモンドジュエリーの善し悪し。
4. 何故、石目方を打刻しないのか。
5. 社会貢献。
6. ダイヤモンドジュエリーの価値は4Cでは決まらない。
7. 指輪88。
8. 表紙の指輪。
9. 『指輪88』と復刻版『ダイアモンド』。
10. 枝葉末節。
11. 「roughdiamond.jpをスタート」。
12. 古代の指輪。
13. ジュエリーの売却。
14. ゴールドとダイヤモンド。
15. ダイヤモンドの買い取りから学ぶこと。
VIDEO(16 〜)
17. 小粒のダイヤモンドは1列に並べて連鎖させたり一体化させたりしてその美しさを引き出します。
18. いざという時に役立つダイヤモンド。
19. ダイヤモンドの価値はカラットの2乗に比例する。
20. 自然のままのダイヤモンド。
21. ダイヤモンドは長い間磨かれずに、そのまま身に着けられていた。
22. 自然のままで美しいダイヤモンド。
23. 自然のままのダイヤモンドジュエリー。
24. 宝石の品質の見分け方。
25. 宝石の価値判断のための価値比較表。
26. 予算に応じた価値あるジュエリーの選び方。
27. ジュエリーにはどんな価値があるのか。
28. 20万円前後または50万円以上のものだったら具体的にどんなものを選んだらよいか。
29. やめておいた方が良いという事例。
30. どこでどんなふうに選んだらいいのか。