第14回 アンカットダイヤモンド ジュエリーコンテスト
「大自然が生み出したアンカットダイヤモンドを観察し、その魅力を見出し作品に表現する。」ダイヤモンドはこの世で最も硬く、14世紀までは研磨することができませんでした。「征服しがたい」という意味のギリシャ語「adamas」を語源とするダイヤモンドは、何者にも征服されないものとして 2100 年間、研磨されていない自然のままの結晶として存在してきたのです。また、ヨーロッパで研磨技術が生まれた後も、ダイヤモンドを研磨すれば石の持つ力が失われると考える人が多く、15世紀になっても原石のままで身につけることが好まれました。
原石の形はさまざまで、正八面体の結晶や、丸みを帯びたものや平らなもの、三角形のものなどがありますが、透明度が高く美しいものは全体の僅か数パーセントしかありません。今回のテーマ石も、それぞれが個性あふれる美しいものです。コンテストではテーマ石の独自性や魅力を更に引き出すことのできるデザインを募集します。
2023年6月16日(金)当日消印有効
学生、一般(個人、グループ、法人)を問いません。ただし、応募にあたり弊社サイト内のコンテストご案内ページに記載されている「応募デザイン及び、作品の諸権利」に同意された方に限ります。
最優秀賞
1作品 賞金 10万円
優秀賞
2作品 賞金 3万円
プレス奨励賞
2作品 賞金 1万円
佳作
作品数未定 ジュエリー・宝石に関する書籍
※ 最優秀賞、優秀賞受賞作品は実際にジュエリーとしてお仕立てします。
リング、ネックレス、ブレスレット、ピアスなど、ジュエリー全般
・アンカットダイヤモンド(人の手を加えていない、自然の姿のままで美しいダイヤモンド)の独自性(魅力)をより一層引き立てているか
・着用性を考えてデザインされているか
・応募者が考えたデザインの意図が作品に反映され、活かされているか
テーマ石 A 1.52ct
約7mm×約6.5mm×約5mm
形の崩れた八面体 強蛍光
テーマ石 B 1.57ct
約6.2mm×約6.5mm×約4.5mm
不定形 弱蛍光
テーマ石 C 0.76ct
約6.6mm×約6.6mm×約6.6mm
透明度の高い正八面体
・A4サイズ(210mm x 297mm 余白不要)
・デザイン画は必ず「縦」にお描きください。
・デザイン画は全体像が掴めるものとします。デザインを拡大して描く、多方向から描くなど構成は自由ですが、その際は必ず原寸大(サイズの詳細)を応募用紙の製作指示書記入欄にお描きください。
※ 製作指示書記入欄に収まりきらない場合、A4サイズでデザイン画等を追加してください。
・応募用紙に必要事項を漏れなくご記入いただき、デザイン画と一緒にアップロードしてください。
※ 手描きしたデザイン画像等を添付する際は、スマートフォンやカメラ等で撮影せず、スキャンしたデータをご用意ください。
※ 応募用紙1枚につき1作品のご応募となります。複数応募される場合は、作品数分の応募用紙をご提出ください。
アップロードするファイル形式について
ファイル形式
PDF または JPEG
カラーモード
RGB
サイズ
2480×3508pixel(A4 300dpi相当)以上
ファイルサイズ
5MB以内(デザイン画と応募用紙を併せたトータルのサイズ)
デザイン画、応募用紙のファイル名を氏名(半角ローマ字フルネーム)にし、一つのフォルダにまとめる。またデザイン画には名前の後に1を、応募用紙には名前の後に2を入れる。フォルダ名も氏名にし、zipファイル形式(圧縮)にする。
例:
デザイン画
MyouziNamae1(苗字、名前の頭文字は大文字入力)
応募用紙
MyouziNamae2
フォルダ名
MyouziNamae(デザイン画、応募用紙をフォルダにまとめ、zip形式にする)
・A4サイズ(210mm×297mm 余白不要)
・デザイン画は必ず「縦」にお描きください。
・1枚につき1作品をイラストレーションボード等にお描きください。薄い画用紙等を使用される場合、郵送時にデザイン画が折れ曲がらないように包装してください。
・デザイン画は全体像が掴めるものとします。デザインを拡大して描く、多方向から描くなど構成は自由ですが、その際は必ず原寸大(サイズ詳細)を応募用紙の製作指示書記入欄にお描きください。
※ 製作指示書記入欄に収まりきらない場合、A4サイズの白紙に追加記入して同封してください。
・応募用紙はサイト下部の「応募用紙ダウンロード」からプリントアウトし、1作品につき1枚漏れなくご記入ください。
・応募用紙のキリトリ線に沿って「用紙A」と「用紙B」に切り分け、以下の図のようにイラストレーションボード等に糊づけしてください。(剥がれ落ちないようにテープなど併用可。)
・デザイン画の発送方法は指定しませんが、郵送事故防止のため、配達記録が残る方法をお勧めします。
例:レターパック、特定記録郵便など。
※ 郵送事故などでデザイン画未着の場合、当社では責任を負いかねますので予めご了承ください。
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-1-8
諏訪貿易株式会社『アンカットダイヤモンド ジュエリーコンテスト』係 宛
2023年度よりデザイン画の返却はおこないません。
応募デザインの諸権利は応募者に帰属するものとします。ただし、コンテストに関する以下の権利は、諏訪貿易(株)にあることを応募者は許諾するものとします。
1) 広報活動のため、インターネット上(HP、SNS等)・新聞・雑誌などの媒体への掲載に関する権利
2) 最終審査に選ばれ製作された作品の掲載・広報・展示・販売に関する権利
なお、製作された作品を商品化する場合には、応募者と協議のうえ行うものとします。
・応募用紙1枚につき1作品のご応募となります。(お一人様、何点でもご応募いただけます。)
・テーマ石以外の宝石も使用したい場合は、以下の範囲内とさせていただきます。
カラーレスダイヤモンド(φ1.5mm~φ2.5mm)。
すべてラウンドカット。
・使用貴金属はプラチナ(PT950)、イエローゴールド(K18)、ピンクゴールド(K18)を使用したものとします(単体でも、複数の貴金属を組み合わせても可)。応募用紙の「使用素材」欄を確認し、使用する貴金属素材に丸をつけてください。
・エナメル、木材、漆、ガラスなどの特殊素材はご使用いただけません。近年シルバー素材で制作するよう書かれたご応募が多くなっていますが、制作していませんのでご注意ください。またアンカットダイヤモンドの穴開けはできません。
・未発表作品に限ります。
長嶋 泰子(ながしま・やすこ)
デザイナー / 多摩美術大学デザイン科卒。卒業後、渡伊。外資系アパレルメーカーの本社企画部グラフィック部門を経て帰国。全国展開の衣食住関連製造小売業にて商品企画バイヤー、デザイン事務所、IT関連企業、大手メーカーのデザイン部、宣伝部などを経て2005年に独立。2011年に兼ねてから興味のあったジュエリーデザインに挑戦し、翌年には第3回SUWAラフダイヤモンドジュエリーコンテスト最優秀賞ほか複数のコンペで受賞。ビジュアルコミュニケーションとグラフィックデザインを軸に、企画、マーケティング、制作ディレクション、デザイン監修など幅広く行う。
ブログ : https://letratica.com/
野澤 治仁(のざわ・はるひと)
ジュエリー作家を経て日本宝飾クラフト学院で制作の指導にあたる。ジュエリーコーディネーター2級。
・現在 / 日本宝飾クラフト学院 学院長、創作ジュエリーグループ「ピクシスの会」ディレクター
・コンテスト審査歴 / ヨコハマジュエリー・アクセサリーデザインコンテスト審査員、愛南町パールジュエリーデザインコンテスト審査員、シーマワールドジュエリーデザイン大賞2011審査員、SUWAアンカットダイヤモンドジュエリーコンテスト審査員
・著書(共著)/ 「ワックスで創るジュエリー」美術出版社
菅原 晴子 (すがわら・はるこ)
武蔵野美術短期大学工芸デザイン科卒業、石倉禎江氏に師事。
山脇美術専門学校で講師を務める傍ら、国内外のジュエリー・アート展に出展。
インターナショナルパールデザインコンテスト 銀賞・佳作、日本ジュウリーアート展 大賞 など。山脇美術専門学校定年退職後の現在、公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会正会員として活動。
松川 覚(まつかわ・さとる)
ジュエリークリエイター マンモス主宰
1958年 徳島県生まれ。
工業デザインを学んでいる時に全ての工程を自分で出来るジュエリーデザインに惹かれ、(株)プリンセスパールデザイン室に入社。その後アメリカロサンゼルスの会社に転職。ジュエリーの幅広い購買層のお客様と会してこの仕事が人の喜びや笑顔と共に有る事に気付く。
約5年のアメリカ滞在後、帰国。ファインアート&カンパニーを開業し多くの会社などから注文を受けて運営。バブル崩壊後、個人事業の行き詰まりを感じ友人と有限会社を設立。その後方向性の違いなどから再び独立。社会人となって一貫してジュエリーに携わってきた経験を生かして顧客一人一人の日常に彩りと潤いを加えてもらいたい。そんな思いで製品を作り続けている。
吉田 由子(よしだ・ゆうこ)
株式会社 CAHiER(カイエ)代表。ジュエリークリエイター。
2011年より2年半ジュエリー工房勤務。諏訪貿易株式会社にてデザイン制作に携わるかたわら、2013年よりCAHiERを立ち上げる。
2015年にH.P.FRANCE主催のファッション展示会“rooms”にて亀山アワードを受賞。
本間 恵子(ほんま・けいこ)
ジュエリー・時計ジャーナリスト。東京都出身。ジュエリーデザイナーから宝飾専門誌のエディターに転身し、後にフリーランスに。国内外の見本市や展示会を取材して雑誌や新聞に寄稿する他、トークショーやジュエリー史の研究も行う。
清水井 朋子(しみずい・ともこ)
ジュエリージャーナリスト。ヴァンドーム広場からボツワナのダイヤモンド鉱山までを取材。多くのラグジュアリー誌でジュエリーに関する企画・構成・執筆を手がけ、 その独自の切り口が高い評価を受ける。また、ジュエリーのブランディングやコミュニケーション、商品開発のコンサルティングにも携わっている。
源川 暢子(みながわ・のぶこ)
フリーランスライター・エディター。
大学卒業後、出版社で料理専門書の編集を経験した後、2000年よりフリーランスのライター、エディターとして活動を開始。得意分野の料理をメインとして、ウエディング、ジュエリー、ファッション、健康など幅広い分野で月刊誌、書籍やWEBサイト、企業向けPR誌の企画・編集・ライティングなどを行っている。FOODEX JAPAN、HOTERES JAPANのレポート、Apple社主催のイベント「Today at Apple」でセッションを行うなど、ライター以外の活動も多い。著書に、「六本木発ワールド・ダイニング」(日経BPコンサルティング)、「おいしい料理は愛情と工夫から」(日経BP社)、「ごちそう煮たまご」(フローラル出版)がある。
渡辺 郁子(わたなべ・いくこ)
株式会社インク・インコーポレーション代表取締役。獨協大学外国部学部卒業後、外資系化粧品会社でカタログ制作、販促に携わる。退社後は出版、広告業界で働く。
光文社「CLASSY」編集部等でジュエリー、美容の取材を担当。その後、広告代理店のクリエイティブ・ディレクターとして勤務。独立後は「25ans」「家庭画報」などの女性誌、ジュエリーや化粧品、百貨店などのカタログ制作に関わる。2000年「ブランドジュエリー」(双葉社で創刊)の編集長として編集全般に携わり、それを機に2002年起業。2010年出版事業部WORD LABO(ワードラボ)を立ち上げ、2012年より「ブランドジュエリー」の発行を自社で行う。同時に他社の出版の業務も行う。山口遼氏著「ブランド・ジュエリー30の物語」(東京美術)など。2017年より、ジュエリーの販売業務、小売店のコンサルティングを開始。
2019年、ウーマン・ジュエラーズ・ジャパン(WJJ)を設立。ジュエリー業界における女性の活躍と、若い世代に向けてのジュエリーの普及を目指す。
株式会社インク・インコーポレーション
http://ink-inc.co.jp/
宮坂 敦子(みやさか・あつこ)
企画編集者・著述家。HRD Antwerp Diamond Grader(ベルギー・ダイヤモンド・ハイ・カウンシル公認ダイヤモンドグレーダー)。株式会社Miyanse代表。ジュエリーを学び、交流するコミュニティ・ジュエリー研究会ムスブ主宰。『すぐ分かる日本の装身具「飾り」と「装い」の文化史』(露木宏氏と共著・東京美術)、著書に『ジュエリーの基本ブック』『増補改訂 レザークラフトの便利帳』(ともに誠文堂新光社)、『ジュエリーのポケットブック』(アッシュ・クリエイティブ)など。
入賞者には7月下旬頃にお電話にて応募用紙記載の番号にご連絡いたします。
入賞作品は2023年9月29日(金)正午に弊社サイトにて発表いたします。