2010年春に、『ダイヤモンド:原石から装身具へ』(Andrew Coxon, 諏訪恭一 共著)の出版を記念して第1回のラフダイヤモンドをテーマにしたメンズジュエリーデザインコンテストが実施されました。
テーマのラフダイヤモンド
4カラットサイズ八面体
2カラットサイズ八面体
0.5カラットサイズ四角推
応募期間:2010年4月1日〜6月10日(木)〆切
応募作品数:117点
応募人数:72名
以下、審査結果です。(所属は、2010年6月受賞時。)
最優秀賞
赤池 香織さん / ブローチ
山梨県立宝石専門学校生、山梨県
ジュエリーに製作された最優秀作品です。
優秀賞3名(順不同)
木村 浩子さん / ネクタイピン
Jewel by Roko 代表、大阪府
安部 里実さん / ペンダント
山脇美術専門学校生、東京都
橋本 早苗さん / ペンダント
フリーデザイナー、埼玉県
佳作10名(順不同)
ハイスナー 有美さん / ネクタイピン
デザイナー、東京都
今井 功さん / ブローチ
Isao Imai Design、大阪府
福盛 あや子さん / ペンダント&ブローチ
所属未記入、大阪府
鈴木 真理さん / ペンダント
デザイナー、埼玉県
大石 直樹さん / リング
日本宝飾クラフト学院生、埼玉県
道山 智子さん / ネクタイピン
山脇美術専門学校生、神奈川県
諏訪 由子さん / リング
立教大学生、東京都
姜 潤政さん / リング
文化女子大学生、東京都
川口 侑さん / ペンダント
アテナ宝石研究所生、埼玉県
鈴木 佐記子さん / リング
アテナ宝石研究所生、神奈川県
作品展
2010第1回ラフダイヤモンドメンズジュエリーデザインコンテストの結果が発表された翌月、山脇美術学院の協力を得て、2010/7/8(木)から7/14(水)までの期間、東京 市ヶ谷の山脇ギャラリーにて、応募作品すべてを展示する作品展が行われました。
117もの作品を一堂に展示すると、かなりの迫力でした。同時に、今回デザインコンテストを行うきっかけになった新著の紹介を兼ねて、全ぺージを張り出して本の内容をご紹介いたしました。(写真下段中右)
原石を手に取る会
初日の7/8(木)には、『原石を手の取る会』と称して、皆様にダイヤモンド原石の魅力を感じて頂く会を開催いたし、デザイン画を応募された方々、プレス関係の方、Suwa のファンの方が集まり、更には、会場を提供して頂いた山脇学院の先生と生徒さん、そして理事長、学院長まで参加下さいました。
予約制とさせて頂いておりましたが、最終的に20名の予定が45名にまで膨らんでしまい、急きょ椅子とテーブルを追加しました。皆様のダイヤモンドの原石に対する関心の高さを感じました。
前半は、諏訪会長が実際に購入した原石の写真を見ながら、産地ごとに特徴を紹介して進みます。購入した時のエピソードも交えながら、話が進んでいきました。
後半は、実際に原石を見ながら、クイズ形式で、実際の原石からどの形に研磨されるのかを予想して頂いたりしました。皆さん、真剣ですが、ダイヤモンドの原石を手に取りながら、とっても楽しそうでした。
クイズ終了後、答え合わせをしました。
最後にご参加頂いた皆様からコメントを頂きました。
ほとんどの方が、原石を手の取るのが始めてだったようで、皆様から頂いたコメントをご紹介します。
『初めてダイヤモンドの原石を見て、とっても楽しく愛着が沸いた。』
『研磨してあるダイヤモンドと違って一つ一つの表情、質感、色味が違っていて、とても個性のあるものと感じた。』
『一つ一つが奇跡の産物で、大自然の力を感じた。』
『自分で実際に研磨してみたい。』
などなど、みなさん率直な感想を述べてくださいました。
最後に、作品展にお越し頂いた方々、『原石を手に取る会』にご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。私たちにとっても、皆様のいろいろな捉え方や考え、感想を伺うことが出来て、とても有意義な時間でした。
2020年度 第11回2019年度 第10回2018年度 第9回2017年度 第8回2016年度 第7回2015年度 第6回
2014年度 第5回2013年度 第4回2012年度 第3回2011年度 第2回2010年度 第1回